当社で生産している「バーク」は、主に酪農家さん向けに「敷料(しきわら)」として販売しています。
当社で生産しているバーク
バークは木片を粉砕専用の機械に入れ、細かく砕いて作ります。こうして生産されたバークはフカフカで柔らかく、昆虫にとっても余程気持ちが良いのか、数年前から野生のカブトムシがそこに卵を生むようになりました。
そして、この時期になるとカブトムシの幼虫はサナギから成虫になり自然へと飛び立っていきます。
そんな話を地域の子供達にしたところ、「育ててみたい」、「夏休みの自由研究用に幼虫が欲しい」などの声を聞くことができました。
そこでこの度、TYスタッフがカブトムシの幼虫を採取し、地域の子供達に配布するという案が浮上。
早速、現場へ急行です!
いつもと違う仕事内容に、TYスタッフも楽しみながら(?)採取に向かいます。
バークの山に早速、スコップを入れていくと……
「あ!見つけた!」
立派な幼虫
この大きさ、少し毛の生えているこの感じ…この幼虫はカブトムシに間違いない!
捕獲したカブトムシの幼虫は大型ケースで保護
早速、配布をお知らせする告知チラシを制作し、近隣の小学校や幼稚園に配布しました。
配布するチラシ
(上)更別小学校/(下)上更別小学校
(上)更別幼稚園/(下)認定こども園かみさらべつ幼稚園
採取した幼虫は、子供達の手に渡る期日を待っている間も、どんどん成長を続けます。
ここまで成長すると形がはっきりわかる
待ちきれずに成虫になってしまう子たちも
配布場所は、昨年できたばかりの「ティー・ワイ第2オフィス」です。
※2021年7月26日更新
大好評につき終了いたしました!
ありがとうございました。
当社で生産したバークを、幼虫の寝床として一緒にお配りします。土が入るマイ虫かごをお持ちください(なければ透明のカップに入れてお渡しします)。配布は一人につき最大4匹まで受け渡しが可能です。オスとメスの区別はしていませんので、お選びください。
今回、幼虫を配布する上で、1点だけお約束があります!
最近では、十勝でも野生のカブトムシを見かけるようになりましたが、元々、カブトムシは北海道にはいませんでした。今回差し上げるカブトムシは、命尽きるその最後の日まで、大切に「家」で飼って欲しいと思います。
お渡しする際に、北海道から出ているこちらのチラシも一緒にお配りします。
北海道の生態系についても、一緒に考えるきっかけになればと思っています。
北海道から配布されているチラシ
それではたくさんの飼い主さんをお待ちしています!無くなり次第配布は終了です!