十勝の皆さんへ当社の認知度をもっと上げるため、ラッピングバスを走らせることにしました。
走行する路線は、当社本社がある更別を含む帯広~広尾線と、帯広市内を走行する柏葉・南商線となります。
ラッピングバスとは、バスの車体を広告の媒体とした広告車両のことを言います。
現在ではバスだけでなく、鉄道車両、タクシー、トラック、飛行機と、あらやる車体や、ビルなどの建造物がラッピングの対象となっています。
ラッピング広告の「ラップ(WRAP)」は「包む」という単語で、字のごとく広告で包むという意味になります。
やり方はデザインを印刷したシート(フィルム)で媒体(車体・建造物)を丸っと包むことで、広告に変身します。
ラッピングバスは乗客のみならず、まわりを走る車や信号待ちの車や人にもアピールできる、まさに走る広告塔として高い宣伝効果を発揮します。
今回は、「十勝バス」さんにお手伝いして頂き、TYデザインバスを製作していきます。
一言でラッピングバスと言っても、バスの側部だけを広告面とした「サイドシート」、バスの後部だけを広告面とした「リアラッピング」、そしてバスをグルっと丸ごと一周デザインする「カラーラッピング」と大きく分けて3つのパターンがあります。
※バスの前部はルール上、デザインができないことになっています
今回、弊社が利用するのはバスを1台丸っとTY色にデザインする「カラーラッピング」。
デザイナーから上がってきたデザイン案を前に、実際にバスが街中を走ることをシミュレーションしながら選定していきます。
デザイン案を選定
ここから何度か修正作業を経て、ようやくデザインが決まりました。
TYデザインバスの最終デザイン案
紙上で見るデザインではイメージが沸きづらいので、3Dモデルを作成して、イメージを固めていきます。