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この日は、木の根を土から引き抜く「伐根(ばっこん)」作業の終わった工事現場にて、木の根の一次破砕を行いまいした。
工事で掘り起こした木の根
使用する重機は、自走式2軸シュレッダー(粉砕機)「クランボ5000」と、バックホー「SK200」です。
(左から)粉砕機「CRAMBO 5000」とバックホー「SK200」
土から抜かれた木の根は、まずバックホーで持ち上げて地面に何回も落としたり、振るったりしてから粉砕機の中へ投入します。
これは、木の根に絡んだ土や石を取り除く作業で、粉砕機を傷めないために、とても重要な作業となります。
木の根を何度も地面に落とし石などの不要物を除去
綺麗になった木の根を粉砕機に投入
こうして、粉砕機に入った木の根は、強靭なシュレッダー部で粉砕され、再利用可能な木材原料となり機外に排出されていきます。
粉砕機から排出される木材原料
できたてほやほやの木材原料
この日作ったバークの山
今日、この現場で出来上がった木材原料は、使用用途に合わせてこの後さらに細かく粉砕し、新たな製品と生まれ変わります。
この様に当社では、工事で排出された廃棄物も、可能な限り自分たちの手でリサイクルを繰り返し、環境に配慮した地球に優しい活動を続けています。
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