今、地球環境を守るために、世界が一丸となって「脱炭素社会」を目指しています。
「脱炭素」とは、地球温暖化の原因となっている二酸化炭素など「温室効果ガス」の排出を防ぐため、石油や石炭などの化石燃料からのエネルギー供給(発電)の脱却を目指すことをいいます。
そして、この温室効果ガスを排出しないエネルギーのことを「再生可能エネルギー」と呼びます。
この「再生可能エネルギー」にはいくつかの種類があります。当社が得意な「太陽光発電」以外にもいくつか種類があるので紹介します。
太陽光パネル(シリコン半導体)に太陽光を当てることで電気を発生させる発電方法。明るい時間帯であれば絶えず発電し続けます。
風が当たるとブレードが回転し、そのエネルギーを電気に変換する発電方法。風さえあれば夜でも発電し続けます。
高い場所から低い所へ、水を流し「水車」を回転させ、そのエネルギーを電気に変換する発電方法。天気に関係なくずっと安定したエネルギーの供給ができます。
地下のマグマの熱で温められた高温の蒸気を、電気に変換する発電方法です。電気だけでなく、蒸気の熱をそのまま暖房などに再利用できる特徴があります。
動植物などから生まれた再生資源のことを言います。ここ北海道・十勝では、牛の糞尿(うんち)を発酵させてメタンガスを発生させ、それを電気に変換する発電方法がメジャーです。まさに再利用!
日本はエネルギー資源が乏しく、エネルギー自給率はわずか11%程度しかないと言われています(2018年時点)。そのためほとんどのエネルギーを海外からの輸入に頼っているのが現状です。「再生可能エネルギー」は自然のエネルギーを利用するため、数を増やすことができれば、海外に頼ることなく国内でのエネルギー生産が可能になります。
太陽光を含めた「再生可能エネルギー」を上手く使いながら、一緒に環境のことも考えていけたら良いですね!