この度、当社にKOMATSU製の最新型ホイールローダー「WA480」が導入されました。
そこで今回のTYマガジンは、ホイールローダーについてお話したいと思います。
ホイールローダーは、一度にたくさんの物をすくって持ち上げるのが得意な重機です。主に砂利や砕石などを、ダンプカーに積み込む際に使用されます。
今回導入した新型ホイールローダー「WA480」に付いているバケットは、大きく深さがあるため、一度に4.6立方メートルも運ぶことができます。
また、車体とバケットを繋いでいる強力なアームにより、バケットを4.5mもの高さまで上げることができるので、大型ダンプカーの荷台でも楽々と荷物を積むことができます。
見た目や性能で非常に近い重機に、「ブルドーザー」があります。
この2つの重機の大きな違いは足回りで、ホイールローダーはゴムタイヤ、ブルドーザーはクローラー(キャタピラー)という違いがあります。ゴムタイヤを装着しているホイールローダーは、公道をそのまま走ることが可能ですが、ブルドーザーは公道を自走することができません。
また、ブルドーザの前方には、バケットではなく深さの無いブレードが付いていることが多く、運ぶという作業よりは、土砂などを押し出すのが得意な重機となっています。
今回導入したホイールローダーは、こんなにも大きな車体ですが、35.4km/hものスピードを出すことが可能です。
しかも驚くことに、後進時にはそれをちょっとだけ上回る36.6km/hも出すことが可能となっています(共にカタログ値)。
これまで大きなトラブルもなく、毎日たくさんの砂利や砕石を運んでくれたホイールローダー……本当にお疲れ様でした!